なぜ、家を建てた人の80%が3年以内に後悔し、涙を流してしまうのか?」
欠陥住宅、シックハウス、結露でびしょびしょ。冬は寒くて、夏は暑い家。
住んでみて初めてわかった、使いづらい間取り、ださいデザイン。
家づくりには、事前によく考えて取り組むべき難しいテーマがたくさんあるのですが、
多くの人たちは少ない情報の中で家づくりを実行してしまいます。
その結果、建てた後で後悔してしまっているのです。
健康、エコ、間取り、耐久性、費用……。あーもっと考えておけばよかった、と。
家づくりを成功に導くカギは3つあります。
1つ目は、「先輩」の声を聞くこと。
2つ目は、家づくりの基本を学習すること。
3つ目は、あなたにとって最高の理解者であるパートナー(住宅会社)を見つけること。
本書は、この3つのことをあなたに会得していただくために書きました。
だからこその、「家づくりの教科書」なのです。
家づくりは大変です。たくさんの人やモノ、法律をはじめ社会のさまざまな制度も関わってきます。
家族の意見をまとめることさえ意外に根気のいる作業なのです。
でも大丈夫です。本書を読めば、あなたは後悔しなくてすみます。
本書には多くの後悔した先輩読者の反省の声がぎっしり詰まっています。失敗は成功の基、というわけです。
もちろん、何より家づくりで成功して幸せになった方々が学んできた知識と情報が網羅されています。著者は家づくりに関して、日本一、客観的な情報を持っています。どうぞ、本書を転ばぬ先の杖としてご利用ください。
そして最終的には、プロからの適切なアドバイスがなければ実際に家を建てることはできません。
こんな家に住みたい、こんな暮らしをしてみたい、家族の安全や財産を守りたい……こうしたあなたの思いを真摯に受け止めて、実現に向かって一緒に考え、悩んでくれるパートナー(住宅会社)が必要なのです。
本書には、頼りになるパートナーの方々の仕事ぶりもたくさん紹介しています。
どんなにビジネスで成功しても、どんなにコツコツと貯金をしていたとしても、家づくりの知識と情報がなければ、あなたは大切な資金を台無しにしてしまいます。
一生に一度か二度の大きな買い物です。絶対に「いい家」に住みましょう。

書籍の紹介

中野 博  (著)